前回の続きです。Part2では転職活動を始める準備から応募する企業の選定までの話をします
Part2からは、実際にやったことに加えて役立つ知識も合わせてまとめていきます
情報収集
転職活動を始めるにあたって、まず以下のことを実施しました
- OpenWorkに登録
- Note、はてなブログ、Qiita、個人ブログなどの転職活動記を確認
まずOpenWorkについて、自分はとりあえずいろんな企業の口コミを見てみようかなといった軽い気持ちで登録しましたが、結果的にOpenWork上で連絡をいただいたエージェントさん経由で内定が決まりました。
転職活動をすると決めたら、損することはないのでとりあえず口コミサイト(OpenWork Lighthouseなど)、オファーサイト(Wantedlyなど)に登録してみることをお勧めします。
転職エージェントというとCMとかでよくみる大手しか選択肢がなかったのですが、大手以外にもたくさんエージェントが存在します。特にSIerからWeb系(自社サービス)というように明確にいきたい業界が決まっているなら、ITに特化した専門的なエージェントを利用してみるのをお勧めします。
今回お世話になったエージェントさんでしか扱ってない求人がたくさんあったように思いますし、何より担当の方が技術と業界に詳しくてめちゃくちゃ優秀(おそらく元エンジニアの方?)でした。
つづいてブログサイトでいろんな方の転職活動記を見てみた件に関して、これはもっと早くからいろいろ見ておけばよかったなと感じました。というのも、コーディングテストの対策、転職活動に要する期間、どのぐらいのレベルの企業に応募したらいいか、有効だった資格や体験など、実体験をまとめたサイトから得られる情報は非常に有益だったためです。
検索する際、「SIerからWeb系」 「転職」 といったワードに加えて、「Note」や「はてなブログ」など、ブログサイト名も一緒に追加して検索することをお勧めします。普通に検索すると上位に出てくる転職の記事は企業が書いた似通った内容ばかりでてきてしまうためです。
転職エージェント
情報収集した結果、とりあえず右も左もわからないのとブログで見たところ大体の人がエージェントを利用していることもあって、自分もエージェントとやりとりすることに決めました。
エージェントは、
- OpenWorkで連絡をいただいたエージェントさん
- 総合型転職エージェント
- リクルート、マイナビ、doda、ビズリーチなど
- IT特化型転職エージェント
- ギークリー、レバテックキャリア、マイナビITAGENT、ワークポートなど
の3つに相談し、最終的にOpenWork経由のエージェントとIT特化型のエージェントにお世話になることになりました。エージェントを掛け持ちすることに関しては、連絡や足並みを揃えるのが少し大変ですがよりいろんな求人に応募できるので全然ありだと思います。
転職エージェントの選び方ですが、自分のようにSIerからWeb系という感じでIT業界の中でもさらに明確に分野が決まっている場合、IT特化型で挙げているエージェントがいいかなと感じました。というのも、IT特化型ということもありある程度技術的な内情に詳しく、話がスムーズに進み自分の希望する求人を持ってきてくれる確率がかなり高いためです。逆に今回はカウンセリングだけで終わってしまった総合型のエージェントはそこまで業界に詳しいわけではなく、自分の意図が伝わってない感じがあったためです。ただ求人の数はめちゃくちゃ多かったので、未経験からとりあえずIT業界に転職したいといった人なら総合型を使うことをお勧めするかなと思いました。
あともう一つ大事なこととして、どの企業を選んでも結局は担当の方しだいでいろいろと変わってくるので、ある程度運だと割り切って選ぶべきだと感じました。
応募する企業の選定
エージェントとやり取りをした後、提示された求人を見て実際に書類を応募する企業を選定しました。
この企業選定ですが思ったよりも時間がかかって大変でした。すべての企業を見ていくとめちゃくちゃ大変なので、最初に絶対に外せない条件を決め、応募する企業をフィルターすることをお勧めします
自分が企業について調べる際は以下を参考にしてました
- 会社HP
- 求人サイトの業務内容、使っている技術
- その会社がリリース、運用しているサービス
- 社員インタビュー
- 口コミサイトの口コミ
- SpeakerDeckで会社説明資料を閲覧
書類選考の段階ならここまで調べなくてもよかった感はありますが、上記を活用して企業研究を進めてました。
口コミサイトについて
OpenWorkなどの口コミサイトの信憑性についてですが、肯定的でも否定的でも、一方的な意見は無視し、それいがいの公平に意見を述べている人は割と信用していいなと感じました。
SpeakerDeckについて
今回転職活動をするまで存在を知らなかったのですが、資料を共有できるサイトです。このサイトで企業名を検索するとほぼほぼ会社紹介スライドがでてきます。
試しにメルカリで検索してみると、こんな感じで新卒採用に関する資料が出てきました
コーディングテスト対策
一部の企業は書類選考通過後にコーディングテストが控えてます。
自分も今回の転職活動で3社ほどコーディングテストを受けました。コーディングテストの対策ですが、転職活動と並行して進めると時間がきついので日頃からAtCoderなどで楽しみながら力をつけるのが最善かなと思いました。
自分は転職活動を始めるのと同時に対策を始めたためかなり大変でした
コーディングテスト対策は調べればたくさん出てくると思いますが、よく言われているAtCoderのC問題を解けるレベルになるといいというのが一番あっていると感じました。
自分の場合は以下のブログを参考にして、基本Leetcode、たまにAtCoderで勉強しました
また、企業によってはよりアルゴリズムというよりはより実践的な問題がでるのでその辺も事前に調べておいて損はないと思います
コーディングテスト本番の注意点
詳しいことは規約上言えないですが、会社によって試験で使用するサイトがいろいろあります。
多分メールで試験サイトへのリンクが来て1週間以内とかで受験してもらうといった流れになると思いますが、
リンクにとんでもすぐにスタートするわけではないので、メールが来たら近いうちにリンク先のサイトのチュートリアルをやっておくことをお勧めします。
自分は試験中サイトの使い方がわからず時間を無駄にしてしまったことがありました
Part2は以上になります。Part3では書類選考応募から内定を獲得するまでをまとめます。
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