とある時期、資格習得のため平日に3~4時間勉強していた時期がありました。何時間勉強した!というよりはどれだけ効率よく学習できたかが重要だと思いますが、当時は転職のためという高いモチベーションがあり、仕事終わりの平日にそれだけ勉強するのは気合いだけでは無理な気もしたので当時やっていた工夫などをまとめていきたいと思います
勉強の動機 / 当時の1日のスケジュール
当時勉強していたのはAWS認定資格の「Solutions Architect – Associate」よくAWS SAAと略されているものですね。
AWS知識ほぼ0でありかつなぜか勉強から受験まですべて英語で頑張ろうと意気込んでいたため、思ったよりも勉強期間が伸びて大変でした。
ということで1日のスケジュールとしては、
- 6:30頃 起床 (朝飯食べずすぐ出社)
- 7:00 ~ 7:30 通勤(電車)
- 7:45 ~ 17:00頃 仕事
- 17:00 ~ 17:30 帰宅(電車)
- 17:45頃 ~ 21:00頃 資格勉強
- 21:00 ~ 23:00 自由時間/風呂とか
- 23:30頃 就寝
といった感じでした。通退勤の約1時間に、夕方から夜にかけての時間で2~3時間で大体1日あたり3~4時間は勉強していたかなと思います。
いま思うと、これだけ早起きしてるなら朝飯を食べてなかったのはあまりよくなかったかなと思います。そのせいで血糖値スパイクが起きてたぶん昼飯後眠くなってたはずですし、夜もしっかり食べないと満腹感が感じられなかったと思います。
あとは残業もあまりなかったのが大きかったですね。残業が多い方は自分のように3~4時間勉強は物理的にできないと思うので、めちゃくちゃ集中して効率よく1、2時間勉強するとかがいいかもしれないです。
長時間勉強するためにやっていた工夫
ここからは仕事終わりの平日にこれだけ勉強できていたカラクリを話していきます。
勉強する対象や目標のことを常に意識する
3~4時間というと平日の自由時間のほとんどの割合を占めていると思います。ということで他のやりたいことを我慢して勉強する必要があります。自分はその覚悟を持って、例えば朝の電車など、SNSを見たい気持ちを抑えて勉強したりと、1日中常に目標に向かった行動をすることを心がけていました。
家に着いたらすぐスマホを遠くへ投げる
スマホは恐ろしい敵です。「ちょっと休憩するか」でそのままスマホを見てその日が終わることを皆さんも体験したことがあるかと思います。
長時間勉強するとなるとスマホの誘惑は完全に切らないといけないので、自分は物理的に接触できないよう家についた瞬間気合いを入れながらベッドにスマホを投げ、そこから勉強を始めてました。
夜飯を小分けにして食べる
これは朝飯を食べてないこともありますが、夜飯を食べると血糖値が上がって毎回眠くなってしまい、何もしたくなくなってしまいます。
自分の中で、夜飯を食べる→その日はそれ以降ダラダラとして終わり、となることを自覚していたため、夜飯を小分けにして勉強しながら食べたり休憩中に食べたりしてました。
とはいえ人によって食生活とかリズムとかが違うと思いますし、このスタイルが健康にいいかはちょっと怪しいので、参考程度にしてください。
ポモドーロ・テクニックを使う
ポモドーロ・テクニックとは、25分勉強し、5分休憩するサイクルを回す作業論のことです。
これを用いた背景としては「1時間ぐらい作業して疲れたら休む」で勉強していたとき、休憩が長引いてしまってやる気がなくなり、そのままその日が終わってしまう。といったことが多発していたためです。ただ、ポモドーロテクニックでも休憩明けがしんどいのは同じでした。5分で戻るつもりが10分休憩しちゃったりと、一回リズムが崩れると途端にエンジンがかからなくなるためなかなか大変でした。
重要なのは、休憩中スマホやパソコンからSNSなどを触らないということです。スマホを触ってしまうとほぼ100%休憩から戻れなくなります。代わりに飲み物飲みながら音楽聴いてのんびりしたりぼーっとしたりとかして休憩しましょう、筋トレとかも良さそうですね。
やる気、集中力が切れてきたら未来の自分を想像する
どんなにモチベーションがあっても、この生活を何日も続けるとやる気が全く起きない日もあるかと思います。そういったときは未来の自分を想像するようにしていました。
どこで言っていたかは忘れましたが、ダルビッシュさんがおっしゃられていたことですね、自分が今のまま何もせず30、40歳になったことを考えて現状に危機感を持つみたいなことだった気がします。
そこまでではないですが、ちょっとやる気が出ない時は「ここで資格を取らずに転職活動もずるずると遅れていくと・・・」と考えてやる気を引き起こしていました
上記をルーティーン化する
最後に重要なルーティーン化です。特に勉強を始めるときは多大なエネルギーが必要になるので、家に帰ってきてから勉強を始めるまでの行動は完璧にルーティーン化してました。
具体的に言うと
- 家に帰ってくる
- 荷物を置いてシャツを着替える
- スマホをベッドに投げ捨てる
- PCの電源をつける
- 水を飲む
- Youtubeで作業用bgmを流す(同じ曲をリピート)
- 25分のタイマーをスタートして勉強開始
といった感じにしてました
まとめ
以上、自分が平日に長時間勉強するために工夫したことでした。
ほとんど同じ毎日を繰り返していたこの期間ですが、結構つらかったことを鮮明に覚えています。
勉強して新しい知識を身につけられるのは楽しかったのですが、もっと休みたい、ゲームしたい、何もせず寝たいといった欲望を抑えるのがめちゃくちゃ大変でした。
しかしそれ以上に転職して仕事や生活を変えたいという思いが強く、これを動力として頑張ることができ、おかげで今は転職が無事成功し、仕事もプライベートも満足して過ごすことができています。
ということで同じような思いを持つ方々の助けになれば幸いです。
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